なんか臭い / 札幌市東区

2021年5月07日(金)

札幌市東区北28条東の古い戸建て住宅にお住まいのお客様から、部屋がなんか臭いで異臭調査依頼が入りました。

４月から祖父の家に住みはじめたお客様で、おじいちゃんが認知症が激しくなり、施設に入所してもう戻る予定がなく、お孫さんが一人暮らしもしてみたいという事で釧路から引っ越してきた方でした。引っ越し当初から家が臭くて色々掃除したりして、苦労しながら部屋のリノベーションをしていたらしいです。床下収納からは腐った野菜や色の変色した味噌など、家の収納や物置までとりあえず、腐食したもののかたずけをしたのに、どうしてもキッチン付近で臭いがしての調査依頼でした。

よく多いのが、排水の立ち上がりの防臭不備での異臭です。蛇腹ホースと排水の立ち上がり管の間に空気の通る隙間がある場合は下水の臭いが上がる異臭状態になる事があります。汚水マスに臭いを防ぐトラップマスの場合は下水の臭いが上がりませんが、普通の汚水マスならこの原因が多いですね。

キッチン台のシンク下の点検をしてみると、やはり蛇腹ホースがただ挿さっているだけでした。イージョイントという防臭できるゴムの継手が今は主流になってますので、イージョイントを取り付けてみました。しばらくこれで様子を見てもらいます。おそらく臭いが止まるはずです。